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ラボ 1: Customer APIのStudioでの実装

概要

このラボでは、Salesforceへのリクエストを処理するCustomer APIのスケルトン実装を作成します。 Anypoint Studioを使用して、各リソースの各メソッド(例:GET customer)ごとに 1つのフローがあるMuleアプリケーションを作成します。 さらに、APIKitを(Muleアプリケーションの一部として)使用してRESTリクエストを処理し、 メッセージに変換して、各フローで処理します。

module3 lab1 intro

実装はいくつかのステップで構成されます:

ステップ 1: 新規Muleプロジェクトの作成とRAML定義のインポート

Customer APIの実装を作成するために、API定義を使用します。 そのために、 Design Center からRAML定義をインポートします。

  1. まだ開いていない場合は、デスクトップのアイコンからAnypoint Studio を起動し、これまで作業していたのと同じワークスペースを開いて下さい (例: C:\workspaces\myworkspace)。

  2. Anypoint Studioのメニューから、File > New > Mule Project を選択し、新規Muleプロジェクトを作成します。新規アプリケーションの詳細を入力するウィンドウがポップアップ表示されます。

  3. プロジェクトの名前に customer-api と入力します。

  4. Mule Server 4.4.0 EE (もしくは最新バージョン) を選択して下さい。

  5. Import a Publish API タブで、ExchangeからRAML仕様をインポートします。 module3 lab1 plus button をクリックして、 from Exchange を選択してください。

    module3 lab1 new mule api project
  6. 新しいウィンドウが表示されます。ユーザー名が表示されていない場合は、Anypoint Platformにログインする必要があります。Add Account ボタンをクリックしてください。

    ログイン中に、セキュアストレージに関するポップアップやその他の画面が表示された場合は無視してください。
  7. 前のモジュールで実施した内容と同じです。 APIのリストが表示されます。 ワークショップ用のビジネスグループによって公開されている Customer API (スクロールダウンして探す必要があるかもしれません)を選択して Add をクリックしてください。

    module3 lab1 vcs choose project
    *Customer API* を選択していることを確認してください。
    また *Publisher* がワークショップのビジネス・グループ名であることを確認してください。
  8. Finish ボタンをクリックします。

  9. 問題がないかを確認してください。Scaffold flows from these API Specifications がチェックされていることを確認して、Finish をクリックしてください。

    module3 lab1 check create
  10. APIkit が新規Anypoint Studioプロジェクトを作成し、インポートしたAPI仕様に基づいた実装の雛形を生成します。生成されたMuleフロー構成には、インバウンドのHTTPリスナーだけではなく、すべてのリソース、リクエスト/レスポンスのデータ型などが含まれています。

    module3 lab1 new api full

ステップ 2: APIの実行

  1. APIをテストするため、Studioで実行します。 Package Explorer ビューで、アプリケーションを右クリックして下さい。

  2. Run As​ > Mule Application​ を選択します。 (前のラボで実施した場合は、スキップして構いません)

    module3 lab1 run mule app
  3. アプリケーションを開始したときはいつも、起動に成功したかを確認する必要があります。コンソール・タブで、プロジェクトが "DEPLOYED" と表示されることをチェックして下さい。

    module3 lab1 deployed
  4. アプリケーションがデプロイされたら、Anypoint StudioでAPIkitコンソールのタブが開き、アプリケーションのテストができるようになります。(コンソールにアクセスするには、 Customer API のリンクをクリックして、コンソールをブラウザで開きます)

    module3 lab1 api console
    module3 lab1 api console browser
  5. /customer の下にある POST メソッドを選択し、新規顧客の作成をテストします。

  6. Accept フィールドに `application/json`と入力します。

  7. Send ボタンを押してください。

    module3 lab1 api console send
  8. 3つ目のパネルをスクロールダウンすると、API仕様に定義されていたサンプルの応答が確認できます。

    module3 lab1 api console 201
  9. コンソール・タブに戻り、赤い四角のボタンを押してMuleランタイム・サーバーを停止して下さい。

    module3 lab1 studio stop mule

まとめ

このラボでは、以下を実施しました。

  • RAML定義を直接、Anypoint Studioにインポートしました。

  • APIを実装するためのスケルトン・プロジェクトを自動生成しました。

  • スケルトン・プロジェクトを実行し、APIコンソールでテストしました。

さらに学習するには:

  • APIkit についての詳細は、ドキュメントを確認して下さい。

おめでとうございます!ラボ1が完了しました。

ラボ 2 に進んで下さい。

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